大まかに活け大振りの檀紅梅

(おおまかにいけおおぶりのだんこうばい)
私どもの玄関には今、見事な檀紅梅が活けてございます。漸く春が来てくれました。


初旅のお馴染みさんを迎えけり

(はつたびの おなじみさんを むかえけり)
初句会彼の人の句 諾ひつ
(はつくかい かのひとのく うべないつ)
剥製のごとくかもしか身じろがず
(はくせいの ごとくかもしか みじろがず)
目が会ひしこのかもしかの逃げもせず
(めがあいし このかもしかの にげもせず)
かもしかの目だけが我を追ってをり
(かもしかの めだけがわれを おっており)
温泉街を少しはずれた川沿いの道でかもしかにあいました。逃げもしないでじっと見つめてくれました。
 

ウインドのサンタミニチュア陶器市

(ういんどの さんたみにちゅあ とうきいち)
小さきはかくも愛しき草の花
(ちいさきは かくもいとしき くさのはな)
鯖雲や高さひときは皇海山
(さばぐもや たかさひときわ すかいさん)
毛糸帽被り詩吟が趣味と言ふ
(けいとぼう かむりしぎんが しゅみという)

紅葉狩り歩き疲れも心地よく

(もみじがりあるきつかれもここちよく)
当館露天風呂の紅葉が色づき始めました。
10月12日現在金精峠赤城山の紅葉が綺麗です。
椎坂の紅葉の暮れ方がよろし
(しいさかのもみじのくれがたがよろし)
燻ってをりたるごとき夕紅葉
(くすぶっておりたるごときゆうもみじ)
お揃ひのヤッケと帽子天高し
(おそろいのやっけとぼうしてんたかし)

空色は空の色藤色は藤の色

(そらいろはそらのいろ ふじいろはふじのいろ)
藤の門潜りて露天風呂へ行く
(ふじのもん くぐりて ろてんぶろへゆく)
朝市の売子が賞づる藤の花
(あさいちの うりこがめずる ふじのはな)
山藤の狼煙のごとく煙りをり
(やまふじの のろしのごとく けぶりおり)

椅子二つ共に桜に向けてある

(いすふたつともにさくらにむけてある)
二次会はどこへ行かうか月朧
(にじかいはどこへいこうかつきおぼろ)
滝の水いよいよ増えて芽吹きどき
(たきのみずいよいよふえてめぶきどき)
芽吹山頂上のまだ薄茶色
(めぶきやまちょうじょうのまだうすちゃいろ)
山吹を背景にしてもう一枚
(やまぶきをはいけいにしてもういちまい)

雪を掻くその足跡に雪積もる

(ゆきをかくそのあしあとにゆきつもる)
大雪とならむ予報のあたりけり
(おおゆきとならむよほうのあたりけり)
銅像の口髭に雪積りけり
(どうぞうのくちひげにゆきつもりけり)
雪を掻く掻けど掻けども積りけり
(ゆきをかくかけどかけどもつもりけり)

何もかもみんな是として年暮るる

(なにもかもみんなぜとしてとしくるる)
年果つる人皆罪を少しずつ
(としはつるひとみなつみをすこしずつ)
今にして気づくあれこれ草の花
(いまにしてきづくあれこれくさのはな)
草の実や女にもある二心
(くさのみやおんなにもあるふたごころ)

牧水の戸口に立てる時雨かな

(ぼくすいのとぐちにたてるしぐれかな)
暮れ方の時雨そのまま雪となり
(くれがたのしぐれそのままゆきとなり)
帰らんとすれば時雨の募りけり
(かえらんとすればしぐれのつのりけり)
会へさうな気がするこんな時雨の夜
(あえそうなきがするこんなしぐれのよ)

曲がるたび紅葉紅葉の小径かな

(まがるたびもみじもみじのこみちかな)
もみぢ葉を浮かべもみぢを映しおり
(もみじばをうかべもみじをうつしおり)
この紅葉あの黄葉がと小半日
(このもみじあのもみじがとこはんにち)
今日(11月14日)吹き割れの滝の遊歩道(詩のこみちの方)の紅葉が最高にきれいです。

わが宿の今年の紅葉佳かりけり

(わがやどのことしのもみじよかりけり)
手を止めてけふの紅葉に見入りをり
(てをとめてきょうのもみじにみいりおり)
銀杏黄葉人生ドラマ私にも
(いちょうきばじんせいどらまわたしにも)

 老神は今紅葉真っ盛りです。

満月を毀して入る露天風呂

(まんげつをこわしてはいるろてんふろ)
部屋部屋に満月触れて回りけり
(へやべやにまんげつふれてまわりけり)
名山も名も無き山も時雨して
(めいざんもなもなきやまもしぐれして)
牧水の戸口に立てる時雨かな
(ぼくすいのとぐちにたてるしぐれかな)

宿の名の提灯連ね盆踊り

(やどのなのちょうちんつらねぼんおどり)
8月1日よりまた盆踊りが始まりますよ。
宿下駄をがちがち鳴らし踊りをり
(やどげたをがちがちならしおどりおり)
輪踊りのひとつの唄を繰り返し
(わおどりのひとつのうたをくりかえし)
盆踊り果つるを待ちて降り出しぬ
(ぼんおどりはつるをまちてふりだしぬ)
踊り手のうち揃ひたり最終日
(おどりてのうちそろいたりさいしゅうび)

逃げるてふことを知らざる蛍かな

(にげるちょうことをしらざるほたるかな)
蛍見て星見て山の湯を守る
(ほたるみてほしみてやまのゆをまもる)
蛍火に老人母を偲びをり
(ほたるびにろうじんははをしのびおり)
ようやく蛍が舞い始めました。
まだ数は少ないですが少ないほうがかえって
なつかしくて 切なくて がんばってと
応援したくなります。
ご希望の方はお車でご案内しております。

窓開けて欅若葉の風を入れ

(まどあけてけやきわかばのかぜをいれ)
空色は空の色藤色は藤の色
(そらいろはそらのいろふじいろはふじのいろ)
藤の門潜りて露天風呂へ行く
(ふじのもんくぐりてろてんぶろへゆく)
摘み草のつい摘みすぎてしまいけり
(つみくさのついつみすぎてしまいけり)

朝市の売り子がお客花の下

(あさいちのうりこがおきゃくはなのした)
逸早く透ける服着て花を見に
(いちはやくすけるふくきてはなをみに)
公園の桜見頃と掲示板
(こうえんのさくらみごろとけいじばん)

春の遅い老神もようやく桜が咲き始めます。
今月(4月)20日頃と思います。
朝市も例年通り20日より始まります。

雪灯籠湯町の明かりみんな消し

百 二百 三百 四百 雪灯籠
2月末日までの休前日 雪とろうそくの明かりで温泉街の一角を飾っています。「雪蛍」と名付けてございます。

会へばすぐ山の話や秋高し

(あえばすぐやまのはなしやあきたかし)
紅葉や予想通りの上天気(こうようやよそうどおりのじょうてんき)
お茶よりも先ずは窓辺の紅葉を(おちゃよりもまずはまどべのこうようを)
椎坂の紅葉暮れがてがよろし(しいさかのもみじくれがてがよろし)
赤城山裾長々と秋高し(あかぎやますそながながとあきたかし)

小かまきり畳廊下に迷ひ込み

(こかまきりたたみろうかにまよいこみ)

人波に踊櫓の溺れゐし

(ひとなみにおどりやぐらのおぼれいし)
8月1日より盆踊りが始まります。一緒に踊りましょう。
 「座り見て立ち見て踊りの輪に入りぬ」
 「盆踊出だしなかなか揃(そろ)はざる」
 「踊りの輪いつもどこかの歪(ゆが)みゐる」
 「水溜り上手によけて踊りの輪」
 「踊りけり気のなささうに見てゐしが」

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